本文へスキップ
南無阿弥陀佛とお唱えしましょう。
浄土宗 正因山 上福寺
上福寺本堂 平成の大普請
C平成28年9月12日 上棟式を行いました
夏の厳しい暑さも少し落ち着き、秋の訪れを肌で感じる気候になってきました。今年の夏は特に異常気象。暑さもさることながら、お盆明けから関東地方を中心に大きな台風が到来しました。この関西地方にも8月の終わりから9月の頭にかけて台風が到来し、激しい雨風に驚く日がありました。
「本堂に何かあったらどうしよう・・・。」
そんな不安もありましたが、7月下旬に本堂の屋根をすっぽりと覆う「素屋根(すやね)」が組まれており、大きな被害・影響を防いでくれました。素屋根は建設中の建物を雨風から保護するのために組まれるものですが、その下は直射日光を遮る大きな陰にもなるので、暑い中作業される大工さん達の熱中症等の予防にも役立ってくれました。
ちなみに現在工事中の浄土宗総本山知恩院・御影堂(みえいどう)では、お堂全体を覆うような、大規模な素屋根が現在も組まれています。
詳しくは
知恩院ホームページで
。
さて、この本堂を利用して、8月9日に例年通り「施餓鬼法要」をさせて頂きました。
餓鬼壇(がきだん)や焼香台(しょうこうだい)といった必要最低限の物を準備し、朝9時から門中寺院の和尚様達と「施餓鬼」のお勤めをしました。 そして10時から初盆を迎えるお檀家様のお勤めを1軒ずつさせて頂きました。当日は大型扇風機やスポットクーラーを借りていましたので、暑さも少し和らぎました。
比較的に暑さがましな環境で、私たちと、この本堂を極楽浄土から見守って下さっているお檀家様それぞれのご先祖様のお供養を今年も出来ました。
この後お盆を挟んで建設工事は「屋根葺き」の段階に進みました。大工さん曰く「屋根を葺くまでが大工の仕事」と、屋根は建物の大切な部分なので、それなりの時間を掛けて工事を進める最重要段階だそうです。9月12日現在では、屋根はまだ「素地板」を葺いていく段階ですが、11月中旬まで期間をかけて「瓦葺(かわらぶき)工事」が行われていく予定です。
そんな工事の最中、気候的にも暑さが落ち着き、「大安」であるということから、9月10日に「上棟式(じょうとうしき)」をさせて頂きました。
上棟式とは建物や家屋の工事で「棟上げまで無事工事が進みました。」と、阿弥陀様への報告と、それまで工事を進めて下さっている大工さん達への感謝の意を表し、また今後の工事も順調に進んでいくことを願う儀式です。
式には世話人様たちと工事に携わって下さっている工務店・設計事務所・建設会社・石材店といった各業者
に出席頂きました
一般的にこの上棟式後に「餅まき」をすることがあるようですが、この餅まきは省略させて頂きました。
こうした儀式を経て工事はさらに進められていきます。秋のお祭りの頃にはどこまで進んでいるでしょうか。
≪前の記事
/
次の記事≫
このページの先頭へ
contents
トップページ
top page
寺院紹介
profile
年中行事
schedu
Q&Aあれこれ
report
リンク
information
問い合わせ
information
バナースペース