上福寺という「お寺」を紹介します。
役職 | 名前 | 伝宗伝戒道場・成満年 |
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住職 | 深譽 | 昭和55年 |
副住職 | 煌譽 | 平成22年 |
誠譽 | 平成22年 |
正因山(しょういんざん)と号し、浄土宗知恩院末で阿弥陀如来座像を本尊とする。
寺伝では17世紀初め、浄土宗僧侶「重蓮社燈譽良念上人」の巡錫教化が広まり、後に快譽法眼により1604年(慶長9年)上福寺が創立されたと伝えられる。
燈誉上人を開山とするが、市史には「快誉法眼を開基とし、勇誉を開山とする。」と記されている。
寛政年間の『和泉国寺社境内帳』には「浄土宗、上善寺末、上福寺、開基年号不レ知、寛政八辰年十月十八日入院 凌雲、寺地二百五十坪」と記されており、江戸時代は佐野村(現・泉佐野市)の上善寺末であった。
旧本堂は天保13年(1842年)に建立されたが、老朽化が目立ち平成28年2月より立て直しが始まり、平成29年5月に新本堂が完成した。(詳しくは上福寺平成の大普請を参照)
現住職の深譽は昭和六十二年(1987年)に当寺・第二十四世を継承し、平成二十二(2010)年に伝宗伝戒道場を終えた、息子であり弟子である煌譽と誠譽の3人体制で上福寺を運営している。