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南無阿弥陀佛とお唱えしましょう。
浄土宗 正因山 上福寺
仏事・法事あれこれ
項目ごとに回答を掲載
Q1 お経本ってどこで売ってるの?
A.一般的な浄土宗の『日常勤行』のお経本は、仏壇屋さんなどで販売している場合があります。
しかし確実に購入したい場合は、『浄土宗出版』から販売されているので
浄土宗出版の販売ページ
から購入されるのがよろしいと思います。購入される場合は上福寺の年中行事で読む『真身観文』、御法事の際に読む『仏説阿弥陀経』が収録されているものをお勧めします。
Q2 お勤め(日常勤行)に必要なものは?
A.浄土宗のお勤め(日常勤行)では鳴り物を主に3つ用いてお勤めします。
その紹介ですが・・・
@りん
よくお勤めのことを「まんまんちーん」と例える方もいらっしゃいますが、その「チーン」と鳴らすものです。
A木魚
「ぽくぽく」と聞き心地の良い音が鳴る鳴り物です。御存じの方も多いのでは?
B伏せ鉦(ふせがね)
正しくは「鉦(しょう)」と言います。甲高い音が鳴る鳴り物です。
『どのお経の時に、どの鳴り物を使うのか?』と疑問に思われると思います。お経本によっては鳴り物を叩く箇所(タイミング)は記されていますが、どの鳴り物を使うのか指示されていない場合があります。その場合は当ホームページの
日常勤行のページ
をご覧ください。
Q3 法事の時に準備するものは?
A.よく「おぶっぱん」という言い方もしますが、仏様にお供えするご飯である『御霊前(ごれいぜん)』を準備されることが望ましいです。詳しくはQ4を参照してください。
また読経中にご親族の皆様にお焼香をして頂きますので『お焼香台』が必要になりますが、これは一般のご家庭に無いことが多いのでお寺側から持参します。
Q4『御霊膳』ってなに?
A.Q3の冒頭のように『仏様にお供えするご飯』のことです。普段からお供えされているご家庭もあるかと思います。
準備に当って『ご飯』と言って何でもいい訳ではありません。仏様にお供えするものですから「肉・魚・卵」を使用しない『精進料理』です。ですので「焼肉が好きだったから・・・、お寿司が好きだったから・・・。」との理由で、格別に豪華なものを用意するのは好ましくありません。
御霊前の配膳の説明ですが、下記の図をまず参照してください。
・
左下
・
飯【めし】
・・・新しく炊いたお米を形を整えて丸く山盛りにします。
・
左上
・
壺【つぼ】
・・・基本的に野菜等の酢物ですが、煮豆や豆腐を代わりに用いたりもします。
・
右下
・
汁【しる】
・・・吸物は味噌汁やすまし汁のどちらでもいいです。
・
右上
・
平【ひら】
・・・野菜類を煮た(炊いた)ものが一般的ですが、調理方法は特に問いません。
・
中央・
高坏【たかつき】
・・・漬物ですが種類は特に問いません。
この配膳でお供えすると良いです。また仏様に召し上がっていただくので、お箸は仏様の方に配膳して下さい。
御霊前の容器セットは仏壇屋さん等で販売されていますが、そういったものを用意する余裕の無い場合は、適当な大きさのおぼん等に配膳されることもあります。
Q5 塔婆はどうしたらいい?
A.法事の際にお寺側から準備する戒名等が記された木の板である「塔婆(とうば)」は、法事終了後等にお墓へお参りされる際に、墓前に安置されればよろしいです。
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