お経を読んでいく順番を「差定(さじょう)」といいます。
一般的な浄土宗のお経本は、浄土宗の日常勤行の差定に基づいて、編集されています。
使用する鳴り物ですが、黒字のお経は「りん」、青字は「木魚」、赤字は「伏せ鉦」です。
○ 香偈
○ 三宝礼
○ 四奉請
○ 懺悔偈
○ 十念
○ 開経偈
○ 誦経(四誓偈・真身観文・仏説阿弥陀経など)
○ 回向文(本誓偈・聞名得益偈など)
○ 十念
○ 摂益文
○ 念仏一会
○ 総回向偈
○ 十念
○ 総願偈
○ 三唱礼
○ 送仏偈
○ 十念
※上福寺で行う年中行事では、以上の差定に他のお経を加えたりしますが、基本的な日常勤行は以上のように進んでいきますので、毎日のお勤めにお役立て下さい。